日本のように温暖で湿度の高い気候は、ダニが繁殖しやすく、特に家の中にはたくさんのダニが潜んでいる場合が多いです。

だから、蒲団やカーペット、ソファ、畳など、およそ人間がくつろいでゆっくりできる場所なら、どこでもダニがいると思ったほうがいいのです。

どんな場所にダニが多くて、どんなダニ対策をすればいいのか?

お子さんやペットを飼っている方はぜひ真剣に読んでみて下さい。

ダニについて

私たち人間はダニと共生しているようなものですが、ダニによるアレルギーなどで生活を脅かされることも少なくありません。

ダニが原因で様々なアレルギーが起こることもありますので、しっかりとしたダニ対策を行うのが大切です。

では、ダニの生態やダニ対策は何をすれば良いのか?このあたりについてご説明していきます。

驚異的なダニの繁殖力

ダニは生まれて1か月で成虫になり、一生の間に100個以上の卵を産みます。
この驚異的な繁殖力のために、30匹のダニが10週間で1万匹まで増えるといわれています。

ダニは赤ちゃんや体の弱い人をおびやかす

ダニは小さくてほとんど目に見えませんが、ハウスダストの中には多くのダニが棲息しています。

家の中のホコリ1グラムの中に、約1000匹のダニがいて、ホコリはわずかな空気の動きで舞い上がり、それを人が吸い込みます。

健康な人なら何でもありませんが、赤ちゃんや病気の人、お年寄りなどはホコリと一緒にダニを吸い込んで、健康被害のもとになることもあります。

ダニが棲みやすい場所

ダニが産卵するのは、ダニにとって隠れやすい場所です。

布団や畳などが恰好の産卵場所となっていますが、お子様がいる家庭で特に気をつけてダニ対策をして頂きたいのは下記の2箇所です。

・畳の上のカーペット

畳の上はダニにとってもっとも生息しやすい場所となります。
ただでさえダニが好むものを2つ重ねている上に、通気性が悪いことと湿度がこもりやすいことも加わって、格好の棲家となります。
これでは、わざわざダニに棲みやすい環境を提供しているようなものなので、畳の上のカーペットは家にある場合はすぐにやめた方がいいです

・ぬいぐるみ

子供はぬいぐるみが大好きですが、このぬいぐるみも注意が必要です。
ぬいぐるみが、意外なダニの棲家となっているのをご存知でしょうか。

ぬいぐるみは、ほとんどが吸水性のいい素材でできているために、ダニの格好の棲家となっているのですが、子供は知らずにそれを抱き締めたり一緒に寝たりするので、喘息やアレルギーの原因となることがあります。

ぬいぐるみを抱き締めているお子さんは、ダニの塊を抱いているようなものなので、ぬいぐるみがある場合は、しっかりとダニ対策をしてあげてください。

ペットがいる家はさらに要注意

ペットの体にはダニが発生するだけでなく、食べこぼしや抜け毛などがダニの餌となって繁殖します。

ハイハイするような赤ちゃんがいる家庭では、床に落ちたペットの抜け毛などが赤ちゃんの手や足に付着して、ベッドの中まで持ち込んでしまいますから注意が必要です。

お子さんの健康のためにも、ダニ対策をしっかりやった上でペットを飼うようにして下さい。

まとめ

ダニは温度と湿度と餌になるものがあれば、どんどん増えていきます。
いくらダニ対策しても、これらの環境が同じであれば、生き残ったダニがまた繁殖します。

ダニを減らすには、ダニが棲息しやすい条件を減らせばいいのです。

ダニは湿気を好みますから、部屋の中を乾燥させるだけで、繁殖率を極端に低下させることができます。

部屋を閉め切ったままでは湿気がこもるので、こまめに換気するだけでも効果があります。

窓を開けたくなければ、エアコンを除湿モードにして運転するのもいいでしょう。

また、ダニを増やさないためには、餌となるものを減らす必要があります。

ダニは人やペットのフケや垢、髪の毛や体毛などに含まれる不飽和脂肪酸を好んで食べますが、これを減らすには常に掃除を心掛け、部屋の中を清潔に保つようにして下さいね。