あなたは「ダニの繁殖場所」と言えばどこを想像しますか?

一般的にはカーペットや布団の中などを連想しますが、
なんとダニは“食品”の中でも大繁殖しているんです。

食品へのダニ対策について

台所に無造作に出しっぱなしにしている小麦粉・・・格好の餌食です。

赤ちゃんの粉ミルクなどを置きっぱなしにしていませんか?

今回は、ダニが繁殖しやすい食品をテーマに、台所内で今一度チェックしたい食品をご紹介させて頂きます。

ダニが好む食品、粉製品に要注意!!

台所の中にあって、ダニが繁殖しやすい食品の代表格といえば「粉製品」です。

小麦粉やお好み焼き粉、ホットケーキミックス、粉末だし、そしてなんと赤ちゃん用粉ミルクなどなど具体的な例を挙げればきりがありません。

これらは開封後、つい戸棚等にしまいっぱなしにしがちですが、いつの間にかダニが混入し、そこがダニ繁殖場所になってしまうことがあります。

なぜダニは粉製品を好むのかご存知ですか?

東京都福祉保健局によれば、下記の3つの条件が揃うことで、食品中がダ二の繁殖に適した環境となると発表しています。

1.ダニの「餌」である、でんぷんやタンパク質、うまみ成分が含まれている
2.柔らかな粉の中が、「潜伏場所」として最適である
3.適度な「温度」と「湿度」が保たれている

ダニが繁殖してしまった食品を摂取したことによるアナフィラキシー(アレルギー)は、1993年以降、数多く報告されています。

こうしたアレルギーが起こるのは、普通はダニアレルギーの方だけなのですが、中にはアナフィラキシーが生じたことで初めて、自分自身がダニアレルギーであることを自覚したケースも少なくありません。

そう考えれば、食品中のダニによる被害は、決して他人事とは言えないのではないでしょうか?

基本は「冷蔵庫保存」と「早期消費」

それでは、どうすれば食品中のダニの繁殖を防ぐことができるのかご説明させて頂きます。

わずかな隙間からも入り込めてしまう小さなダニの侵入を防ぐことは難しいのですが、ダニの繁殖を抑えるという観点でいえば「冷蔵庫内での保存」が有効です。

一般的に、ダニにとっての最適温度は25~30℃と言われています。

だから、この温度よりも低い状態が保たれる場所で保存をすることで、ダニが繁殖しにくくなるのです。

その際は輪ゴムやクリップ等で留めるだけではなく、「密閉容器に入れて保存」することをお勧めします。

こうすることで、ダニの侵入を防ぐだけでなく、粉製品を湿気や匂いからも守ることができます。

また、「長期間、開封状態にしておかない」ことも重要です。

条件さえ揃えば、開封後、数ヵ月のうちにダニが繁殖してしまうケースもあるようです。

大掃除の際、「いつ開封したのかも定かではない食品が出てくる」といった事も多いので、そういったものは消費期限内であっても口にしない方が無難です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ダニは本当に色々なところにいるのですが、こういった直接口に入ってしまう食品への対策は非常に大事です。

あなたのお宅にも、ダニがたっぷり繁殖してしまった食品が眠っているかもしれないので、ぜひこの記事を読んだ後はすぐにキッチンを点検してみてくださいね。