カビアレルギーの原因となるカビは、いくつも種類があるとされ、どのカビによってアレルギー症状が起きるのかは、人それぞれ違います。

カビアレルギーを引き起こすカビとは?

先日は、カビが原因でアレルギーになった場合の症状など「カビがアレルギーの原因になる?」でお話させて頂きましたが、本日は、さらに詳しく、「カビアレルギーを引き起こすカビとは?」についてお話させて頂きます。

空気中に一番多くいる「クラドスポリウム」

家の中に特に多いのがいわゆる黒カビで、正式名はクラドスポリウムといいます。

このカビは家の中のいたるところに発生しやすく、結露の多いところには大抵この黒いカビが生えています。

湿気がこもりやすい部屋の壁や天井、浴室、結露が起きる窓のサッシや周辺の壁、キッチンのシンク周辺や床など、黒いカビを見つけたらこのカビだと思って間違いないほど、多く発生します。

また食べ物にもこのカビが生えます。

野菜やケーキなどにポツポツと生えた黒カビ、見たことはありませんか?

衣類などにも生えるカビなので、要注意です。

クラドスポリウムの仲間は100種類以上いると言われ、空気中に漂うカビの中でも一番多く存在しているのだそうです。

中でも多く検出されるのが「クラドスポリウム クラドスポリオイデス」と「クラドスポリウム スフェロスパーマム」の2種類です。

黒カビは吸い込んだり接触することで、アレルギーや喘息を起こすので、徹底的なお掃除で退治したいカビですね。

エアコンのフィルターなどにも発生するので、定期的なお掃除が欠かせません。

胞子が軽くて大きい「アルテルナリア」

アルテルナリアは自然界の中にごく普通にどこにでもいるカビで、一般的にはスズカビと呼ばれています。

家の中では黒カビと同じように湿度が高い場所に生えやすく、浴室やキッチン、トイレ、排水口、結露した窓の周辺などにいます。

浴室においてあるイスや、洗面器の裏側などにも生えるので、浴室掃除の際は洗剤をつけて一緒に洗うようにして下さい。

もちろんエアコンの中にも生えますので、黒カビと一緒に退治したいところです。

アルテルナリアは古本や古紙などにも生えますので、書棚などの本を動かすときにも注意が必要です。

また、穀類やイモ類、果実などにも生えるカビで、冷蔵庫の中で繁殖することもあるので、冷蔵庫の中はこまめに掃除をして、常に清潔にしておきましょう。

このカビの特徴は胞子がとても軽く空気中に飛散しやすいこと、そして軽いので浮遊時間も長いことです。

そのため知らずしらずのうちに吸い込んでしまいやすく、アレルゲンとして作用しやすいのです。

また胞子が大きいため、鼻の粘膜にとどまってアレルギー性鼻炎を起こしたりします。

アレルギー以外でもあまり多くはありませんが、皮膚真菌症、角膜炎、副鼻腔炎などの原因となることもある怖いカビでもあります。

まとめ

アレルギー疾患や喘息を引き起こすアレルゲンとしてだけではなく、他の怖い病気の原因となることもあるカビ。

毎日使う身近な場所に生えやすいだけに、対策もしっかりと行なっていくことが大切ですね。

カビは一度生えるとあっという間に増えますので、見つけたときはすぐに掃除をして、取り除くことも重要です。

普段から除湿や換気にも心がけて行きましょう。